――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トラウマの後遺症など、脳・身体へダイレクトに働きかけ、心身の症状を改善する画期的アプローチ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブレインスポッティング(BSP)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【内・容】
■ブレインスポッティング(BSP)とは
■どのような問題・症状を改善できるか
■BSPを音楽家のパフォーマンス向上に役立てる!!←←注目!!
■ブレインスポッティング(BSP)
BSPは、視覚野に精神身体的症状を改善するための治癒的ポイントを発見し、それを凝視する、という手続きを基本とする、新しいタイプの心理療法です。 実際、定められた手続きで治癒的な目の位置を特定して凝視し続けると、その出来事で凍りついたような状態だった記憶が、脳に本来備わっている活性力によってトラウマ記憶の処理が促進されます。その結果、感情的な苦痛が無くなり、身体の症状も軽減・消失していきます。
目は、「心の窓」や「目は口ほどにものを言い」というたとえのように、脳と身体、双方の反射が現れる特異な場所と言えます。神経系は脳と身体両方に存在するので、身体で感じられることのすべては、脳で感じられているのです。BSPは生物学的な仮説に基づき、偏桃体や視床下部など脳の最深部に働きかけるとされています。「終わっていなかったトラウマ反応を完了」させ、その悪影響を取り除くほか、心因性の痛み・めまい・動悸等の身体症状にも効果があり、副作用の反応も比較的軽度で済む利点があります。
ブレインスポッティング(BSP)は、EMDR(左右の眼球運動を指で誘導して脳内のトラウマ記憶の処理を促進する技法)のエキスパートだったDavid
Grand博士により、2003年に米国で開発・理論化された技法です。その素早く高い効果から、BSPは南米・欧州・豪州・アジア等、瞬く間に世界に広がりました。世界で1万人以上の臨床家がBSPを学んでおり、日本には2014年に初めて導入されました。
◆参考書籍:
• デイビッド・グランド 著, 藤本昌樹監修・訳, 鈴木孝信訳 『ブレインスポッティング入門』(星和書店)
• 鈴木孝信著 『一点をボーッと見るだけ! ~脳からトラウマを消す技術』 (講談社)
【次のような心身の問題に効果があります.】
• 不安
• 注意力散漫
• 恐怖症
• 依存症
• 慢性疲労、ストレス性のめまい・痛み・動悸・難聴などの身体症状
• 衝動制御の問題
•〔応用分野〕 パフォーマンスの向上~アスリートの不調の改善、俳優の演技力の向上、音楽の演奏家の表現力の向上など~
■演奏家のパフォーマンス向上のための~ブレインスポッティング(BSP)
従来より、アレクサンダー・テクニーク、ヨガ、フェルデンクライスなど、身体に働きかけることによる演奏家のパフォーマンス向上のアプローチが実践されてきました。
ブレインスポッティング(BSP)は本来、視覚野に精神身体的症状を改善するための治癒的ポイントを発見し、それを凝視する心理療法で、トラウマの後遺症• 恐怖症• 慢性疲労や慢性疼痛、衝動制御の問題等に非常な効果のあるアプローチです。ブレインスポッティング(BSP)が開発された米国では、その応用として、アスリートの不調の改善、演劇での俳優の演技力向上、音楽の演奏家の表現力向上などに活用され、成果を上げてきました。そして日本でも、BSPによる芸術やスポーツ分野のパフォーマンス向上のための実践が、徐々に取り組まれています。
BSPを心理臨床で広く活用してきた草柳和之(下部にプロフィールあり)は、演奏家のパフォーマンス向上を支援するブレインスポッティングに取り組み始めました。ピアノ・弦楽器・管楽器などの器楽だけでなく、声楽も可能です。ご関心のある方は、ぜひ詳細をお問合せ下さい。
【期待される効果】
• あがり症の克服
• 音に一層の深みと豊かさが増す.
• 演奏が合わせやすくなる.
• 聴き手の身体感覚まで届く音になる.
• 演奏中の身体の痛みの改善
【担当者】
●桐朋学園大学講師・早稲田大学講師をへて、現在,大東文化大学非常勤講師. メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.
日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.日本音楽療法学会会員.災害心理社会的支援に関する大学間ネットワーク・緊急時支援登録者.
●DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践に着手,その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた.その実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),共著『標準 音楽療法入門下』(春秋社)、「災害と性暴力――性暴力をなかったことにしない、させないために。」(日本看護協会出版会),他多数.長年のDV問題の先駆的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞した.
●音楽によるDV防止キャンペーンのために,世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲を国内外で演奏して20余年に及ぶ。平和のための音楽会・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題シンポジウム等、幅広い機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.
広く音楽家に呼びかけて、「stop
セクハラ・DV・性暴力」を目指す《パープルリボン・コンサート》を、2017年より[11/25=国連・女性に対する暴力撤廃デー] 前後の日程で、現在まで4回、主宰・開催している.
日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.NLPマスター・プラクティショナー.
ブレインスポッティング・phase①②修了者であり、BSPの継続研修を通じて研鑽を積むほか、日本BSP研究大会において、口頭発表も行っている.
♪
♪
〔セッション日程〕完全予約制:初回のみ一時間半,
2回目以降一回1時間、月~土曜日
〔会 場〕草柳ワークルーム(JR池袋駅北口10分)⇒申し込みの方へ個別にご案内します.
〔お問合せ先〕メンタルサービスセンター:〒176-8799 練馬郵便局留 ☎03-5926-5302、070-5016-1871
トップページへもどる